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旅一家ヤムヤムのブログ

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あけまして、野乃重

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あけましておめでとうございます。
今年は、北海道ではじめて年越しをしました。

おせち料理を作っていると、野乃が「じぶんでつめる〜!」と言って、
おもむろにホットケーキをつめ、プラスチックの梅の飾りをさしていました。
面白そうなので、三段の重箱の一段は野乃用にしました。
好きにつめていいよと言って見ていると、
お弁当用の紙カップを使って、器用におせちをつめていました。

いくら、栗きんとん、黒豆、かまぼこなど定番おせちから、
チーズ、クラッカー、ホットケーキにみかんまで。

自分の好物だけをつめこんだ、夢のおせち“野乃重”のできあがり。
クラッカーに栗きんとんを載せて食べるなど、新しい食べ方も開発していました。
2012年も、野乃はマイペースで過ごすことでしょう。
# by yumfood | 2012-01-04 10:44 | nono

冬の十勝から

冬の十勝から_e0154564_13571923.jpg


十勝地方、今日の最高気温は−6度、最低気温は−16度。
でも空は雲ひとつない青空が広がっていて、風もなくて穏やか。
そんな天気が毎日続いてる。
家の中にいる私と橙はぬくぬくとあたたかく、今が冬なのを忘れてしまうぐらい。

野乃は毎日、スキーウェアを着て登園。
毎朝、もこもこの服を着るのは大変だけど、自分一人で上手に脱ぎ着できるようになりました。
私も子供の頃、スキーウェアを着て学校に通っていたけれど、
長靴につける“脚はん”は北海道に来てから知ったアイテムです。

「にほんから ほっかいどうに きたんだよ」と先生やお友達に自己紹介していた野乃も、
保育園にすっかり慣れ親しみ、お友達もできて、ひと安心。
毎日保育園で元気におなら体操を踊っています。
# by yumfood | 2011-12-20 14:03 | 日々

生まれました

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2011年11月18日、2922gの元気な男の子が生まれました。
朝ごはんを食べた後に陣痛がきたので、車でノノもいっしょにみんなで産院に向かいました。
その日はとてもよく晴れていて、遠くに雪が積もった日高山脈が見えました。
出産にはやまりんとノノも立ち会い、その日の午後3時過ぎに無事生まれました。

名前は「橙(だい)」。
事前にあれこれ考えていた候補にはまったくなく、生まれた後に産院でぽっと浮かんだ名前です。
だいだい色の陽のように暖かく、人の心にあかりを燈すような(字はちょっと違うけど)、
そしてこたつでみかんが似合うようなほのぼのした人に育ってほしいなぁ。

呼び名は「ダイダイ」。
ヤムヤムのあたらしい旅仲間をどうぞよろしく!
# by yumfood | 2011-11-24 12:30 | 日々

1ヶ月間北海道キャンプ旅

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8月は1か月間、北海道キャンプ旅をしていました。
小さな車にテントと炊飯器とハンモック、あとは生活道具を詰め込んで、
あっちこっち北海道をまわりました。

妊婦がキャンプ!?と驚かれたこともありましたが、
ニュージーランドを旅していると、キャンプ場や海辺で妊婦さんや小さな赤ちゃん連れの家族をよくみかけたので、
心配もなくなりました。ニュージーの妊婦さんたちはみんな自然のなかで、のびのび過ごしていたのが素敵でした。

途中、大雨でテントの中が水浸しになったり、それなのに3人とも全く気づかず朝まですやすや眠っていたりしてましたが、みんな怪我も病気もなく無事1か月の旅を終えることができました。
そけいヘルニア&おたふくで、7月はほとんど外遊びができなかったノノもどんどんたくましくなりました。

北海道の魅力にすっかりはまった私たち。
とくに十勝地方は、おいしい水と食べ物がどっさり。それもそのはず十勝の食料自給率は、なんと1100%!!
ニュージーランドの自給率400%もびっくりですが、1000%超えてるのもすごい。(計算方法が違うかもしれないけど)
というわけで、おいしいもの好きのヤムヤムは、そのまま十勝暮らしを始めることにしました!
たまたまちょうどいい空き家も見つけました。
出産も十勝でします。

はじめての越冬に少々不安もありますが、
今は新しい生活にわくわくしています。
今日は公園で野生のエゾリスが遊んでいて感動しました。

移住する、というよりは旅のつづきという感じです。
北海道にお寄りの際は、ぜひ遊びにきてください。
# by yumfood | 2011-09-09 15:08 | こども旅

ノノ、手術する

旅の報告が途中でとまっている状態ですが、ノノが手術をするのにあたって、私も同じ症状の方のブログをインターネットでいろいろ調べたりしたので、書いておくことにします。

2か月ぐらい前から、お風呂の時にノノのおまたのあたりが片方だけぽっこり膨らんでました。
ずっと気になっていて、でも日によってあまり膨らんでなかったりもするし、
本人は痛くもかゆくもないみたいだし。
生まれつきこういう体型だったっけ?などとのんきにかまえていたら、
喘息で病院にいったついでに聞いてみると、
「ソケイヘルニアですね。手術だな。こりゃ」と先生。
突然の“手術”という言葉におののいていると、
「腸を覆う膜に生まれつき穴があいていて、そこから腸が出てしまってるんです。穴の入り口がせまくなると、緊急手術しないと命にかかわります」との先生の言葉に、さらにおののいてしまいました。
さっそく大学病院に紹介状を書いてもらい、たずねました。

手術そのものは日帰り手術で大丈夫なほど、身体への負担は少ないそうですが、
喘息もちの場合、全身麻酔は注意が必要だそうで、ノノは1泊入院することになりました。
また手術は、喘息の発作から2週間から1か月は間をあけた方がいいみたい。
手術予定日までに、小発作があったので、最初の手術の予定日よりも2週間ぐらい延期しての手術となりました。

手術当日、先生や看護士さんたちが、みんなマスク姿に帽子をかぶってにこにこしながらぞろぞろ出てくる様子に、ノノはかなり怯えていました。ノノも手術着には着替えたものの、クラゲ帽をかぶるのはかたくなに拒否。
「あれをかぶらされたら、仲間になっちゃう!」そんな感じでした。

これまでも、病院で親と離されるときは、点滴とか採血とか、いつも痛い想いをするというのをノノも分かっている感じで、大泣きしながら、看護士さんに抱きかかえられて手術室に入っていく姿がかわいそうでした。

相方と二人で待っていると、30分ぐらいで外科の先生が来ました。
「手術、終わりましたよ」「いやぁ〜立派な…」といったので、
てっきりノノが立派なのかとおもいきや、「立派なヘルニアでした!」と先生。
どうやら、ずいぶんと腸がでていた割に、穴の入り口は小さかったので、腸閉塞の危険性は高かったそうです。
なので、大事に至る前に手術できてよかった。。

その後30分ぐらいして、回復室という部屋へノノは移動したので、
一人だけつきそってくださいとのことで、つきそいました。
術後のノノは顔色も悪いし、点滴をしているとはいえ、唇はしわしわで心配しました。
麻酔から半分目覚めて意識もうろうとした状態で、
大泣き&大暴れ。
大暴れするたびに、心拍や呼吸が乱れていてすごく怖かったです。
なんとか抱っこしながら、酸素マスクを近づける状態で2時間。
ノノはやっと眠れました。

15分ぐらい眠って、目覚めたノノは、いつもの落ち着いた様子に戻り、点滴の手元に貼ってあるシールが「クマだね」とか、酸素マスクの仕組みを観察したりしていました。

朝9時に手術をして、午後2時には、バナナを一本ぺろっとたいらげ、その後もDVDをみながら、パンをもりもり食べていました。

横になってればいいけれど、起き上がると傷口が痛いらしく、
寝転がった状態で「起きれないよ〜」と悲しそう。しばらくはこんな状態なのかな…と心配していたのですが、
翌朝には、むっくり起き上がり、
一緒に病院内をカニ歩きで散歩したりと、もうすっかり痛みがとれたようです。
子供の回復力ってすごい!

喘息発作もでなくて、無事退院できました。
その後家に帰ってからも、ロディでびよんびよん跳ねるほど、手術痕の痛みはなくなりました。
いつもどおりのノノの様子に、ほっとしました。

今日は七夕。家族の健康を心から願った日でした。
ちなみにノノの願い事は、特にないそうです。そんなふうに言ってみたい。
# by yumfood | 2011-07-07 23:15 | nono